忘れられない人って

2001年11月1日
最近電車に乗ることが多くて
暇つぶしに本を買った
(本好きの人ごめんなさい)

冷静と情熱のあいだ RossoとBlu

暇つぶしのためだったけど
Rossoは先週、Bluは昨日
二つとも一気に読んでしまった

率直な感想は私には難しすぎた

それは本を読まない私にとって読むのに苦労した

特にRossoの方が描写が多くて
Bluの方が読みやすかった

忘れられない人

それがテーマだった

Rossoを読んだだけではわからないことが多すぎたけど
Bluを読んで泣いた
電車の中で涙ぐんでしまった

今の生活が満たされていても
幸せでも
ずっとずっと忘れることができない
それに未来をみようとする

「居場所というのは誰かの胸の中にあるんだよ」

Rossoにそういう言葉があった
居場所が形になってあるというひとは
ほんとに少ないと思う
一番好きな人とは一緒にはいられないのか
と思うときがある
別れるのも愛情
私はまだそんな風には考えられないけど
たまにそんなことをふと思う

Bluにはこんな言葉があった
正確じゃないけどこんな感じ

「1%でも可能性があればそれは未来なんだよ」

今の自分にはある程度高い可能性でないと信じることができない
恋をすることで精一杯になってしまう
正直言えば完璧に信じているとはいえない
まっすぐしか見えてない
いつになったらおちつくんだろ

私には忘れられない人はいない

だけど今の彼がそういう存在になると思う

私はずっと一緒に居たいと思うし
永遠を誓ってもいいと思ってる
彼も思ってる

運がいい
そう思う
そんな人が今いるのは幸せだ

もしも別れることになっても絶対忘れられない
何があっても

彼はもし私が裏切るようなことをすれば
別れる
絶対許さないと

私もそうだけど
絶対許さないけど
でも
絶対忘れないと思う
忘れられなくなると思う

彼はどうかわからない
ただすごく愛されてると思う

だから裏切られたら別れると言うのもわかる
それだけ独占欲が強い人である

彼には忘れられない人がいるかわからない
もしいたらどうしよう

嫉妬する

ある歌の歌詞で

 もう君を忘れたいと思うよ 今は 
 君を愛してたくらいに 愛したい人がいる
 
 彼女は僕の中の 君までも愛せる人 
 いつか君に告げたよりも 聞かせたい言葉がある
 
 (中略)
 
 君は心で 君は遠くで 綺麗な人で

私は彼の中の忘れられない人までは愛せない
とりあえず今は

思い出として残ってるといっても
それに嫉妬する

どのような形にしろ残ってることにはかわりがない

こういう気持ちは重過ぎるかなぁ
でもそこは譲れない

未来はわからないけど
可能性はある
良いことでも悪いことでも

私は彼を愛してる
彼も私を愛してる

私は彼をずっと忘れられない人として生きる
彼も今はそう思ってる

それが今の確かなこと

お互い裏切ることもない

1年5ヶ月
まだまだこれからです



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藍

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